杉並区の建築会社が教える!はじめて家を建てる注意点まとめ

生活しやすい間取りの考え方イメージ図

 

はじめて家を建てる方にとって、優先すべき点や重要なポイントがわからないのではないでしょうか。同時に、家は一生に一度といっていいほど大きな買い物なので、後悔したくないと考える方が多いでしょう。

今回の記事では、杉並区にある建設会社がはじめて家を建てるかたに向けた注意点をまとめて紹介します。ぜひ、はじめての家づくりの参考にしてください。

 

建設会社が教えるはじめて家を建てる時にかかる費用

 

家を建てる際にどのような費用がかかるのかを知っておくと、予算の割り振りを考える際に役立ちます。

家を建てるのにかかる費用の内訳は大きく4つです。

・土地購入費
・建築費
・その他の工事費
・諸費用

土地は面積が同じでも、購入するエリアによって費用が異なります。近いエリアでも条件によって坪単価が異なるため、管理会社などに確認をとるとよいでしょう。

建築費は建物そのものの工事費だけではなく、内装や設備の費用も含まれます。どこに依頼するのか、家の規模はどのくらいなのか、設備・仕様のグレードやオプションをどうするのか、などによって変動します。

その他の工事費は、外構・地盤改良などに関わる工事の費用です。外構工事は、駐車場・塀(壁)・門柱・庭などの整備で、施工範囲が広いほど費用も高くなる傾向にあります。地盤改良は、建設予定地の地盤が弱い場合、強度を高める目的で行う工事です。地盤調査の結果によって工事の規模が異なります。

諸費用には、住宅ローン手数料・水道負担金・火災保険料・設計料などが含まれます。

それぞれの費用は条件によって金額が異なりますが、土地購入費以外の目安としては、建築費が全体の7割、その他の工事費が2割前後、諸費用が1割前後といわれています。

また、譲り受けた土地がある、実家を解体して建て替えるなど、土地の購入費がかかるかどうかでも費用の総額は異なるでしょう。費用の内訳はあくまで目安であり、条件や優先順位によって変わると考え、こだわりすぎないようにしてください。

 

建設会社が教えるはじめて家を建てる時の5つのポイント

 

はじめて家を建てる際は、次の5つのポイントが大切になります。

①暮らしやすい土地
②家族が生活しやすい間取り
③安心して暮らせる住宅の性能
④依頼先選び
⑤無理のない住宅ローン

①暮らしやすい土地
はじめて家を建てる際は、土地の探し方も重要です。土地選びのポイントとしては、利便性・広さ・災害リスク・地盤・環境などが挙げられます。

安い土地には、安いなりの理由があるため注意しましょう。地盤が弱い土地を選んでしまうと、地盤改良工事に高い費用が必要になる可能性があります。

また、家を建てる土地は災害に遭いにくい場所を選びたいものです。自治体が発表しているハザードマップを確認し、災害時のリスクが低い場所を選びましょう。地震だけでなく、土砂災害・河川浸水・洪水といった可能性があります。

さらに、実際に暮らしている姿を想像し、不便のない土地かも確認しましょう。買い物のしやすさだけでなく、学校・病院・駅などとの距離や、土地周辺の雰囲気も大切です。

土地は用途地域・建ぺい率・容積率といった条件から、建てられる家の大きさや広さに制限がかかる点にも注意が必要です。防火地域・準防火地域の場合、性能基準をクリアした建物を建てる必要があるため、建築費用が高くなる可能性があります。

土地選びの失敗としては、気に入った土地が割高だったため、建物への予算を削り希望の設備を断念せざるをえなかったといった、といった点が挙げられます。失敗しないためには、土地探しと依頼先探しの同時進行がおすすめです。

②家族が生活しやすい間取り
はじめて家を建てる際は、家族でよく話し合いましょう。家族全員が暮らしやすい家になるよう、それぞれの意見を取り入れていくと満足度が上がります。

実際に家を建てて後悔したポイントとしては、コンセントの配置・収納の広さ・窓の数などが挙げられます。一方で、取り入れて良かったものとして挙がるのは、対面キッチン・ウォークインクローゼットなどです。

生活がしやすい動線は、家事時間の短縮につながります。水回りの配置だけでなく、ほかの部屋との位置関係も重要です。また、家族との時間を大切にしたいなら、一緒に過ごせるようリビングの広さや配置にこだわるとよいでしょう。家族や荷物が多いなら、収納スペースを広く作るのもおすすめです。

具体的な計画は依頼先の設計者が考えてくれますが、希望を固めておくと話し合いがスムーズに進むでしょう。

生活しやすい間取りの考え方イメージ図

生活しやすい間取りの考え方イメージ図

③安心して暮らせる住宅の性能
住宅は性能が高いほど、同じ規模でも建設費用が高くなります。しかし、地震が多い日本では、耐震性能にこだわるのがおすすめです。耐震対策として免震構造・制震構造・耐震構造の3つがあります。

また、家の耐火性能を高めると、火災保険料が抑えられる可能性があります。

加えて、家は生活していくなかで必要になる費用(ランニングコスト)の存在を忘れてはいけません。家の性能を高めると、その分ランニングコストを抑えられる可能性もあるため、建設時にかかる費用だけにこだわらないほうがよいでしょう。

④依頼先選び
家を建てる際の依頼先として、建設会社・ハウスメーカー・工務店など、複数の選択肢があり、それぞれ強み・特徴が異なります。まずは建てた家のイメージを固め、希望通りの家を建ててくれる依頼先を選ぶのが大切です。

はじめから依頼先を一つに絞るのではなく、住宅展示場に足を運んだり、見積りを依頼したりしながら、比較・検討して決める時間を設けましょう。

また、家を建てるだけでなく、修繕やリフォームなどで長い付き合いになる可能性もあります。アフターケアがしっかりしているか、丁寧な対応をしてくれるか、といった点も大切です。

⑤無理のない住宅ローン
住宅ローンを利用する際は、無理のない返済計画が立てられるかどうかが大切です。また、住宅ローンの金利が低くても、予算を超えてしまっては意味がありません。月々の返済可能額や返済期間によって、借入可能額や支払総額が変わる可能性もあります。

無理のない返済計画イメージ図

無理のない返済計画イメージ図

 

はじめて家を建てる時は優先順位を明確に

 

はじめて家を建てる際は、理想の家や生活を思い浮かべ、優先順位を決めておきましょう。どのような家を建てたいかがはっきりしていると、依頼先選びや予算の振り分けが考えやすくなります。依頼先を決めたあとの打ち合わせも、スムーズに進められるでしょう。

優先順位を考える際に、大切なポイントは以下の2点です。

・デザインにこだわりすぎない
・家を建てたあとの生活も考慮する

はじめて家を建てる際は、外観・内装などのデザインにこだわりたい方が多いでしょう。しかし、デザインにこだわりすぎると、かえって暮らしにくくなったり、性能が落ちたりする可能性があります。メンテナンスがしにくく、ランニングコストが高くなるケースもあります。

デザインにこだわりすぎず、生活のしやすさや予算とのバランスが大切です。

家を建てるには、建築費用や土地購入費用などだけでなく、税金がかかる点にも注意しましょう。消費税・印紙税・登録免許税・固定資産税・都市計画税などです。家を建てるときだけにかかる税金もあれば、家を建てたあとも支払い続ける必要があるものもあります。

生活費に影響が出てくるため、家を建てたあとに無理がでないかまで考えておきましょう。家を建てる際に使える税金控除もあるため、事前に調べておくのがおすすめです。

また、住宅には修繕費も必要になるため、計画的に準備しておきましょう。

 

杉並区の建築会社が教える!はじめて家を建てる注意点まとめ

 

杉並区ではじめて家を建てる際は、ぜひ建築会社にご相談ください。家を建てるには幅広い分野の専門知識が必要なため、専門家と相談しながら進めると安心です。

また、はじめて家を建てる際は、悪徳業者にだまされる危険性があるため注意が必要です。手抜き工事をしたり、見積りになかった高額な費用請求をしたりと、被害が多数報告されています。チラシやホームページなどに掲載されている安い料金だけで判断しないようにしましょう。

見積りの内容が具体的か、口コミ・評判はどうかなどを事前に調べ、信頼できると確信してから依頼を決めましょう。

 

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